浮遊粒子&ガス 成分モニター URG9000シリーズ
空気中のPM2.5に含まれるイオン検出が可能
概要
浮遊粒子&ガス 成分モニター URG 9000シリーズは全4モデルあり、各モデルは下記成分の測定が可能です。
URG-9000A - 硝酸塩、硫酸塩、亜硝酸塩、リン酸塩、塩化物
URG-9000B - 硝酸塩、硫酸塩、亜硝酸塩、リン酸塩、塩化物、アンモニウム、ナトリウム、カルシウム、カリウム、マグネシウム
URG-9000C - 硝酸塩、硫酸塩、亜硝酸塩、リン酸塩、塩化物、塩化水素、硝酸、亜硝酸、二酸化硫黄
URG-9000D - 硝酸塩、硫酸塩、亜硝酸塩、リン酸塩、塩化物、アンモニウム、ナトリウム、カルシウム、カリウム、マグネシウム、塩化水素、硝酸、二酸化硫黄、アンモニア
(URG9000シリーズ:URG9000A、URG9000B、URG9000C、URG9000D)
特徴
- URG-9000A:
PM2.5中の硝酸塩、硫酸塩、亜硝酸塩、リン酸塩、塩化物などのアニオン粒子が測定可能です。亜硝酸塩や硫酸塩エアロゾルはアンモニア、NOx、二酸化硫黄などのガスとの相互反応により生成されます。このようなイオンはPM2.5中の大半を占めており、これらを調査することにより、視程低下、大気化学、環境への影響などを理解することができます。 - URG-9000B:
カチオンを検出可能な装置を加えることにより、アンモニウム、ナトリウム、カルシウム、カリウム、マグネシウムなども検出可能としました。 - URG-9000C:
アニオン粒子に加え、塩化水素、硝酸、亜硝酸、二酸化硫黄などのアニオンガスを検出可能な仕様となっております。 - URG-9000D:
アニオンガス、アニオン粒子、カチオン粒子に加えアンモニアが検出可能となっております。
仕様
測定対象 | モデルにより異なる |
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検出限界 | 0.05 μg/m3 (毎時)(オプションで15~30分毎に変更可能) |
作動環境 | 20~30 ℃(空調がある施設に設置が望ましい) |
機器構成 | 単体もしくはラック搭載機器 |
電源 | 115 VACもしくは220 VAC |
本体外形寸法 | W 19 × D 16 × H 36 (インチ) |
重量 | 約30 kg |
※仕様は予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。