超微小粒子モニター UFP3031
超微小粒子の粒径分布と個数濃度データを長時間連続計測可能
概要
モデル3031超微小粒子モニター(UFP)は特に長期間の大気汚染モニタリングに適したデザインとなっております。24時間連続で数ヶ月に及ぶ動作を、最低限のメンテナンスで凝縮液を使用せずに行うことができます。更に本器は放射性物質も使用しないので、特別なライセンスや規定も必要もありません。
48.26 cm(19インチ)の標準的なラックマウント型キャビネットにぴったり入るサイズで、大気モニタリングステーションに簡単に設置することができます。この機器のベンチトップタイプである3031-1も研究室内や車で運搬しての利用が可能です。
特徴
- 環境サンプリングシステム(オプション)
- 11分毎の連続測定
- 長期間の無人運転
- 低コスト
- 凝縮液と放射性物質が不要
- インターネットを通しての便利なデータマネジメント
応用例
- 疫学研究
- 都市空気汚染調査
- 道路沿いでの測定
- 交通モニタリング 他
仕様
測定原理 | 電気的移動度 |
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粒径範囲 | 20 ~ 1000 nm*1 標準 |
分解能 | 6チャンネル 20-30 nm、30-50 nm、50-70 nm、70-100 nm、100-200 nm、>200 nm |
濃度範囲 | 20 nm :500~106 個/cm3 200 nm:50~106 個/cm3 |
測定時間 | 10分間(1分間のゼロタイムが追加される) |
環境温度 | 10~40 ℃ |
作動湿度 | 0~90 % RH(結露なきこと) |
作動気圧 | 90~110 kPa(0.89~1.09 atm) |
エアロゾル湿度 | <50% RH*2 |
インレット流量 | 5 LPM |
フロントパネルディスプレイ | 21.3 cmカラー SVGA(800×600ピクセル)、タッチスクリーン |
インターフェイス | イーサーネット、RS-232、USB |
電源 | 100-240VAC、50-60Hz |
寸法 | Model3031:H 710 × W 483 × D 410 mm Model3031-1:H 740 × W 428 × D 428 mm |
重量 | 40 kg |
エアロゾルインレット | 1/4-inch OD |
サイクロンインレット | 1/4-inch OD |
※仕様は予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。
*1: 実際の上限はサンプルインレットで決定されます。
*2: 高湿度時のサンプルコンディショニングはエアロゾルを50%RHに保ちます。3031200環境サンプリングシステムをご参照下さい。