微粉体評価システム Model RBG/Promo
0.1 μmからの乾式個数濃度評価
概要
微粉体評価システムは、試験粉体を約0.1 μm以上の粒子径で気中分散させ、高感度エアロゾルスペクトロメーターで粒径評価するシステムです。
粉体評価の際に検討が必要になる“粒子の分散性”について、このシステムでは特殊な構造の発生部により高い分散性を実現しています。また、発生後は高感度の粒径分布計測装置により細かな粒径分布を計測することができるため、様々な種類の粉体を評価することが可能です。
特にこのシステムでは、“粉体を粉体のまま評価したい”、“粉体の存在割合解明したい”という計測ニーズにもお答えすることができます。
特徴
- 微粉体を乾式評価:高分散発生装置により、凝集しやすい微粉でも1次粒子径まで気中分散
- 安定した分散発生:一定量を安定的に分散発生させ粉体のバラツキを測定可能
- 粉体の個数濃度粒径分布評価:粉体サンプルの形状をなるべくそのままに、粗大粒子から微小粒子までの粒径分布を連続的に計測
- メンテナンスが容易:粒子計測部のユーザーメンテナンスおよび校正が容易
仕様
対象粉体 | カーボンブラック、セラミック粉体、各種金属粉体 等 |
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可測粒径範囲 | ● 0.2~40 µm(Sensor welasセンサータイプ:2070HP) ● 2-100 μm(Sensor welasセンサータイプ:2500) |
個数濃度 | 1×106(Sensor welasセンサータイプ:2070HP) |
粒径分解能 | 256チャンネル(生データ) |
時間分解能 | 最短1秒 |
サイズ・重量 | (発生部)320×465×200 mm (W×H×D)・19 kg(RBG1000) (粒径計測部01)480×200×435 mm (W×H×D)・18 kg(Welas Controller) (粒径計測部02)250×50×100 mm (W×H×D)・2.8 kg(Sensor welas) |
圧縮空気(ユーティリティ) | 4~8 bar 清浄乾燥空気 |
粉体量 | 最少約200 mg~ (かさ密度) |
オプション | ・分散チャンバ(主要部品:円筒型チャンバ, 吸引ポンプ, マスフローコントローラ) ・エアロゾル中和器(バイポーラ放電ユニット中和器 CD2000) |
※仕様は予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。