カーボンエアロゾル分析装置(フィールド用)
NIOSH Method 5040法に準拠し、FID検出器を用いた装置熱分離・光学補正方式EC/OC炭素分析装置
概要
従来のリアルタイムで半連続的な測定が可能なフィールド用カーボンエアロゾル分析装置に改良を加え、より小型化したModel-4 カーボンエアロゾル分析装置を開発致しました。
≪主な改良点≫
・従来の装置より小型化
・ラックマウント型に対応
・圧力レギュレーターを内蔵
・正面のつまみでガス圧力を調節
(凡例)NIOSH:National Institute of Occupational Safety and Health
米国労働安全衛生研究所
OC:Organic Carbon EC:Elemental Carbon
特徴
- OC灼熱炭化によるECの過剰評価を自動的にレーザー補正
- NIOSH Method 5040など様々な炭素分析法に対応、ユーザーが自由に温度/時間の設定が可能
- OC/ECの検出限界値が0.3 μg/m3 (30分値)
- EC値の毎分表示
- 30分の時間分解能
- Windows仕様のソフトウェア
- 高性能なNDIRを内蔵
仕様
サンプル流量 | 8 LPM |
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サンプル分析時間 | 6~12 分(分析方法により異なります) |
検出限界 | OC - 0.3 μgC/m3(30 分間サンプリング) EC - Thermal 0.3 μgC/m3(30 分間サンプリング) EC - Optical 0.2 μgC/m3(30 分間サンプリング) |
炭素分析法 | NIOSH Method 5040 その他(ユーザーの設定可能) |
レーザー | 30 mW ダイオードレーザー |
検出方法 | NDIR(Non-dispersive IR) |
PC/ソフトウェア | Windows XP(デスクトップ/ノート型パソコン選択可)とSUNSET社のソフトウェア |
分析用ガス | He(99.9999 %以上) 5 % methane/He(99.995 %) 10 % O2/He(99.999 %以上) |
電源 | 供給電源規格:1500 W(100 VAC)以下(日本国内規格) 装置消費電力量:最大800 W(120 VAC) ※上記電源規格以外は別途ご相談ください。 |
寸法 | W 432 × D 381 × H 267 mm ラックマウントに対応 |
重量 | 約16 kg |
※仕様は予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。