単分散粒子発生器 MAG3000
0.5~8 μmの範囲(DOSの場合)で任意の単分散粒子を発生
概要
本装置は、NaCl粒子を核に用いその上にオイル蒸気を凝縮させる凝縮エアロゾル発生器です。
特殊ノズルで微量のNaCl水溶液を噴霧し、1 μm以上の液滴は除去されます。水分は直ちにN2中に蒸発し、NaCl粒子(核粒子)となります。そしてオイル蒸気を混合したのち、急冷され均一な粒径の凝縮エアロゾルになります。
粒径は簡単かつ素早く変更できます。
特徴
- 再現性のある粒子の粒径設定
- 3つの方法で瞬時に粒径の変化が可能
- 粒径と濃度は長時間安定
- 粒子形成のラインとエレクトロニクスを分離した安全設計
- 操作が簡単
- 0.5~8μmの範囲(DOSの場合)で任意の単分散粒子を発生
応用例
- フィルタ実験
- 吸気試験
- 流体可視化用のトレーサー粒子の発生 他
- 粒径測定器の較正
仕様
粒径変化可能範囲 | 約0.5 ~ 8 μm(DOSの場合) |
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幾何標準偏差 | σg 1.2以下 |
キャリアガス | N2 |
濃度 | 最大106 cm-3 |
流量 | 3.5~4.5 L/min |
電源 | 115/230 V;50 Hz/60 Hz |
寸法 | H610 × W300 × D300 mm |
重量 | 約22 kg |
※仕様は予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。