HiMass CAST Model 7200 Type C
高濃度のスス粒子を幅広い粒子径範囲で大流量発生
概要
HiMassCAST は大型の燃焼スス粒子発生装置で、最高発生量 20 g/h の soot を安定、且つ再現性良く発生することが出来る製品です。
スス粒子の粒子径は内蔵のマスフローコントローラの設定流量を専用ソフトウェア上で変換することにより、 20 〜300 nm (平均径) の範囲内において調整することが出来ます。
発生空気流量は500 L/min ですが、粒子発生後に希釈エアーを加えることでさらに高流量にも対応できるなど、実機エンジンの代替として sootを供試体などへ安定供給可能です。
自動車計測向け関連資料
DPF/GPF性能評価システムの提案資料
特徴
- 高い安定性と再現性でスス粒子を発生
- 最大発生量は10 or 20 g/h (バーナー種類により異なる)
- 粒子径は20~300 nmの範囲で調整可能
- 最高500 mbarまでの背圧に対応
- 発生空気流量: 500 L/min (追加希釈可能)
- マスフローコントローラによる高い安定性及び応答性制御
- 燃料としてプロパンガスを使用
- 自動点火機能
- 安全機能として火炎検知及びガス警報器を搭載
応用例
- フィルタ性能評価
- DPF/GPFローディング試験
- スートセンサーの開発
- CVSの校正
仕様
粒子 | 燃焼スス粒子 |
---|---|
粒子径 | 20-300 nm |
粒子数濃度 | 最高108 個/cm3 |
発生ガス流量 | >500 L/min (30 m3/h) |
最大発生量 | 10 or 20 g/h (バーナー種類により異なる) |
ガス温度 | 100~300 ℃ |
再現性 | <5 % |
燃料 | プロパン |
酸化/希釈エアー | コンプレッサーエアー |
不完全燃焼用混合ガス | 窒素 |
電源 | 115 / 240 VAC |
寸法 (LWH) | 55 x 65 x 130 cm |
※仕様は予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。