大気汚染物質モニター GM5000(販売終了)
PM10/PM2.5粒子と6種類のガスを同時に自動連続続測定
概要
※この製品は販売を終了しました
Thermo Scientific社が開発した大気汚染物質モニターGM-5000は、光学式粒子カウンター(OPC)とガス濃度測定用の電気セルにより構成され、粒子状汚染物質(PM10/PM2.5)と4種類のガス濃度(NO2、SO2、O3、CO、NO、及びTVOC)をリアルタイムで検出可能な装置です。
サンプルが装置内に吸引され、スクリーンと加熱チューブを通過します。ここで粗大な粒子が除去され、過剰な水分を抑えます。粒子はOPCにより粒子数及び粒径分布が検出され、質量濃度へと変換します。続いて、サンプルがフィルタを通過することで粒子を除き、ガスが検出チャンバーへ移動します。そこで、ガス濃度を電気セルが検出します。粒子質量濃度及びガス濃度の他に、サンプル温度、圧力、相対湿度、時刻が記録されます。
これらのデータが3G/4Gモデム又はWi-Fiによってデータクラウドに転送されます。データはパソコンやタブレット等で専用サイトにて確認できます。また、同データは、内蔵のSDカードにも保存することができます。
特徴
- 粒子状汚染物質(PM10/PM2.5)とガス(NO2、SO2、O3、CO、NO、及びTVOC)をリアルタイムで測定が可能
- 粒子物質とガスの両方測定モデル、又は単独測定モデルあり
- 加熱チューブが付いているため、サンプル中の水蒸気の凝縮を防ぐことが可能。
- 停電復旧時の自動再起動機能付き。
- 3G/4G/Wi-Fiにより計測データはクラウドに蓄積され、専用のウェブサイトにてデータ確認が可能
- 通信機能無搭載モデルもあり、1年間本体内にデータ保存が可能
応用例
- 固定発生源(工場等)周囲の大気環境モニタリング
- 高速道路周囲における排気ガス/粒子の研究
- トンネル内の大気環境監視
- スマートシティプロジェクト
仕様
※仕様は予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。