凝縮粒子カウンター(2.5 nm対応)
CPC3756
最小検出限界2.5 nmを可能にしたブタノール型CPC
概要
モデル3756凝縮粒子カウンター(CPC)は、TSI社の次世代型CPCでありモデル3776の後継機種となります。ナノサイズのエアロゾル用に設定されており、最小2.5 nmまで検出できるナノ粒子モデルで、最大の個数濃度で3×105 個/cm3まで検出できます。より簡単な操作を実現するためタッチパネルスクリーン、新バージョンのソフトウエア及び長期保存可能なデータバッファを有します。 また無線通信機能(オプション)で世界中の監視サイトにある新型CPCとリモートアクセスが可能となります。本モデルは、SMPS モデル3938シリーズのCPCとしても使用可能であります。
自動車計測向け関連資料
エンジン排ガスPN計測装置紹介
RDE向け研究開発用PN計測器紹介
DPF/GPF性能評価システムの提案資料
特徴
- 個数濃度の上限はシングルカウントモードで3×105 個/cm3
- 最小検出粒径(D50)は2.5 nm
- 50 Hzのデータ速度
- 高湿度環境に対応したウォーターリムーバルシステム
- パルス波高のモニタリングにより機器診断機能が改良
応用例
- 基礎エアロゾルの研究
- 屋内外の環境モニタリング
- フィルタ、空気清浄機の性能テスト
- 粒子生成等の研究
- 環境・気象の研究
- パーティクルカウンターの校正(リファレンスとして)
- 燃焼・自動車排ガスの研究
- 吸入・暴露実験
- 健康影響のテスト
- 環境モニタリング
- ナノテクノロジ-の研究
仕様
粒径範囲 | 最小検出粒径:2.5 nm(Sucroseの場合) 最大粒子径:3 μm |
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対応濃度 | シングルカウントモード:0-3×105 個/cc |
濃度精度 | <3×105 個/cc ±5 % |
応答時間 | High flow時:約1 秒(T95の場合) Low flow時:約3 秒(T95の場合) |
流量 | サンプル流量:0.05±0.005 L/min High flow時:1.5±0.05 L/min Low flow時:0.3±0.015 L/min 流量コントロール:クリティカルオリフィス式 |
偽計数 | <0.01 個/cc(12時間平均値) |
作動環境 | 環境温度:10~35 ℃ 環境湿度:0~90 %RH 環境大気圧:75~105 kPa |
凝縮液 | 液体:n-ブチルアルコール 供給システム:自動制御 ウォーターリムーバルシステム:マイクロポンプにより使用済み凝縮液を処理 |
通信インターフェイス | BNC:パルス出力 USB タイプC:パソコン(AIMソフトウエア)との通信 Ethernet:8 wire RJ-45、10/100 BASE-T、TCP/IP USB タイプB:外部メモリ Wi-fiアダプタ:ワイヤレス通信 |
ソフトウエア | AIMソフトウエア |
データ保存 | 50 Hz設定で約1年間のデータをメモリに保存可 |
校正 | 年一回推奨 |
電源 | 100~240 VAC、50/60 Hz、最大335 W |
寸法(HWD) | 301 × 281 × 353 mm(供給ボトルと固定具は除く) |
重量 | 10 kg |
※仕様は予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。