揮発性粒子除去装置 Catalytic Stripper
欧州次期排ガス規制へ導入検討されている揮発性粒子除去装置
概要
ガソリンエンジン/ディーゼルエンジンの排気ガスは、スス粒子などの固体粒子とHC(Hydrocarbon)などの揮発性粒子により構成されていると言われております。
これら排気ガス中の粒子特性を理解することは、内燃機関およびGPF/DPFの排ガス後処理装置への研究・製品開発において、重要な要素となります。
Catalytic Stripper(CS)はPM(Particulate Matter)計測精度を向上することを目的に開発された、次期ヨーロッパ排ガス規制でも導入が検討されている、次世代の揮発性粒子除去装置です。
Catalytic Instruments 日本語ナレーション
関連機器
欧州PN規制対応CPC
sub23nm計測対応リアルタイム式粒子径分布計測装置
DPF/GPF開発向け粒子径分布計測装置
自動車計測向け関連資料
エンジン排ガスPN計測装置紹介DPF/GPF性能評価システムの提案資料
特徴
- 計測器に合せた流量を選択
- 高いHC除去効率
- 小型で持ち運びが可能
- 外部ロギングオプションあり(USB)
応用例
- 23 nm以下の自動車排ガスPN計測
- 大気環境におけるBC(ブラックカーボン)計測
- お持ちの一次希釈装置や計測器との組み合わせで フレキシブルな運用が可能
仕様
対応流量 | 1.5 , 8.0 , 10.0 , 15.0 L/min *その他、カスタム流量設計に対応 |
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酸化効率 | > 99 % (プロパン) |
粒子ロス | <約40 % (100 nm時) |
設定温度 | 350 °C |
処理後ガス温度 | 室温+25℃ 程度 |
電源 | 100~240 VAC, 50/60 Hz, 210 W最大(40 W常時) |
※仕様は予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。