アンダーセンスタックサンプラー AS-500
- 固定発生源、燃焼粒子の粒径測定を目的としたサンプラー -
概要
本サンプラーは、多段・多孔ジェットノズルによる慣性衝突分離機構を持ち、各段毎に数百個の円形ノズルで発生したジェットによって、空気動力学的粒径として最小0.36 µmから最大30 µmまでの粒子を8段に分級捕集します。
サンプリングヘッドは、高温煙道内に直接装着され、サンプリングしますので、水分の凝縮等の問題はありません。
材質は耐高温性、耐腐食ガス性を考慮し、全ステンレス製です。
AS500
特徴
空気動力学的粒径としてエアロゾルの粒度分布測定が可能
煙道内直接サンプリングが可能
分級範囲 0.36 ~ 30 µm
多段・多孔式ジェットノズルを備えたインパクター方式を採用
応用例
- 煙道中粒子の粒径測定
- 空気浄化装置スクラバー
- 電気集塵機等の粉塵の粒径効果及び効率の評価
- プロセスコントロール
- 集塵率・捕集率を決めるエンジニアリングデータ収集
- 高温、腐蝕ガス等悪条件下における分級捕集 他
仕様
分級範囲 | 0.36~30 µm |
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粒径分類 | 8段階 |
吸引流量 | 2.8~28.3 L/min |
煙道内の噴流速範囲 | (20 L/min前後が適切な流量です) 0.6~37 m/sec |
最高使用温度 | 815 ℃ |
使用温度 | 250 ℃迄 テフロン・ガスケット使用 |
最高使用温度 | 815 ℃迄 ステンレス・ガスケット使用 |
※仕様は予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。