APSスペクトロメーター 3321
高分解で粒径分布(空気動力学的径)をリアルタイム測定
概要
モデル 3321 Aerodynamic Particle Sizer(APS)Spectrometerは、Time-Of-Flight(TOF)という計測原理を用いた装置で、2 点間のレーザーを通過する粒子の時間を計ることで粒径を算出し、粒径分布をリアルタイムに計測することが出来ます。
計測できる粒子径範囲は0.5 ~20 μm で、Aerodynamic Diameter(空気動力学径)として求められます。またAPSは、Time-Of-Flight原理と共に、各粒子の光散乱強度も同時に計測しております。
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特徴
- 粒子径範囲:0.5 ~ 20 µm
- 取扱いがしやすく、幅広い用途に対応
- 高い分級能:トータル 52 ch(空気動力学径)
応用例
- 毒性吸入の研究
- 室内エアーのモニタリング
- フィルタ及びクリーナーの効率試験
- 計測装置の較正に使用される試験エアロゾルの評価
- 噴霧粒子テクノロジーの研究
- 他のエアロダイナミック装置の性能評価
- 粉体等の粒径計測
- 基礎エアロゾル研究
- 環境汚染の研究
- 大気エアロゾルのモニタリング
- バイオハザードの検出
- 空気清浄機評価試験(AHAM) 他
仕様
粒径の種類 | 空気動力学径 |
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粒子径範囲 | 0.5 ~ 20 µm |
分級能 | トータル 52 ch(空気動力学径) トータル 16 ch(光散乱強度) |
濃度範囲 | 0.001 ~ 103 個 / cc |
サンプル流量 | トータル 5 LPM 検出部 1 LPM シース部 4 LPM |
サンプル時間 | 1 秒 ~ 18 時間 / サンプ |
環境温度 | 10 ~ 40 ℃ |
環境気圧 | 700 ~ 1034 mbar(70 ~ 103.4 kPa) |
環境湿度 | 10 ~ 90 %RH(結露が無い事) |
フロントパネル | 320 × 240 pixels |
通信 | 9ピン RS-232 |
寸法 | H 180 × W 300 × D 380 mm |
重量 | 10 kg |
電源 | 85 ~ 260 VAC 3 A 50 / 60 Hz |
※仕様は予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。