データマージソフトウェア(SMPS・APS用) 390069
SMPSとAPSスペクトロメーターの組み合わせ計測を可能にするソフトウェア
概要
モデル390069データマージソフトウェアはTSI社の計測対象粒子径が異なる2つのエアロゾル計測機器のデータを組合せ、より広い範囲の粒子径情報を分析する為に作られたソフトウェアです。
2つの装置のデータを結合し組み合わせる事で、数 nm~20 um といったより幅の広い範囲の粒子径計測の情報を得られ、各装置単体では不可能だった計測を可能にします。
特徴
- データマージ(データ結合)
SMPS と APS のデータは結合され、最大で粒子径0.0025~20 µmの粒子径分布データとなります。 - 作業時間の短縮
データマージングソフトウェアにより、今まで行っていたデータ処理の時間を大幅に短縮し、より効率的なデータ管理が可能です。 - 簡単な操作
TSI社のAerosol Instrument Manager software (AIM) と互換させる事も可能です。ユーザーはデータファイルの種類を必要に応じて、バッチモード、データファイルの平均化等、選択することが可能です。 - 柔軟なデータマネージメント
様々なグラフ表示、各粒径分布の調節、曲線の複合、そして曲線の補正を行います。一度マージされると、データは曲線補正に伴い新しい曲線を描き、それぞれのモードの統計結果を表示します。 - 曲線補正
ユーザーの任意入力により、ユニモダル、バイモダル、トリモダルなどの分布を設定出来ます。また、ログノーマル、オートフィット等、分布曲線の表示を自由に設定する事が可能です。
応用例
- 粒子コントロール技術の研究 他
- バイオマス燃焼による排出粒子の研究
- 薬剤吸引、暴露研究
- 燃焼粒子研究
- 煙筒、ボイラー燃焼粒子の研究
- 室内エアークオリティと発生源の研究
- PM2.5及び、PM10の研究
- 燃焼粒子モニタリング
- 大気エアロゾル研究
仕様
※仕様は予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。