ナノ粒子表面積モニター 3550
ナノ粒子の表面積(表示単位:μ㎡/c㎥)を計測
概要
※この製品は販売を終了しています。
人間の肺にある気管支や肺胞に沈着したナノ粒子の表面積と、モデル 3550の連続計測データによる表面積値の相関は非常に良く、ナノ粒子による健康影響を研究する上で、表面積計測が個数濃度や質量計測以上に信頼できるモニタリング基準として注目されています。
また同時に、投与量表面積の計測を簡単かつ迅速に行うことから、製剤分野の研究にも適しています。
特徴
- 気管支、又は肺胞に適した個別のモード選択が可能
- 専用ソフトウェアにより、「データ収集」、「保存」に加えて、瞬時値や一定時間毎の平均値等のデータ表示が可能
- 1 Hzの高い時間分解能により、変化する呼吸パターンや短時間の集中暴露に対応
- 最小検出粒径は10 nm
- 0~10,000 (μm2/cm3 ) とワイドな濃度レンジ
- 短時間セットアップで計測を開始することができ、無人での長時間連続計測も可能
- 肺の中の気管支や肺胞エリアに沈着する粒子表面積に対応したデータを提供
応用例
- ナノ粒子暴露状況のモニタリング
- ナノ粒子の吸引毒性研究
- 疫学研究 他
- 作業環境でのナノ粒子計測
仕様
計測レンジ | 0.01~2500 (µm2/cm3 ) |
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流量 | サンプル流量 1.5 L/min 荷電流量 1.0 L/min 合計 2.5 L/min |
検出粒径範囲 | 10~1000 nm |
時間分解能 | 1 Hz |
荷電方法 | 単極拡散荷電 |
環境温度 | 10~40 ℃ |
フロントパネル | LCD |
寸法 | インレット 6.4 mm (外径) 全体(HWD) 13.3 x 38 x 28 (cm) |
重量 | 6.8 kg |
通信 | 9ピンRS232 |
※仕様は予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。