概要
モビリティ開発や各種関連部品における性能評価用の微粒子計測・粒子発生器・評価システム等の装置と計測法などをご提案させていただきます。特に弊社の強みとして各種規制や最新の研究テーマにおける粒子計測/発生などのニーズに合わせた装置の紹介や、システムアップによる研究および製品性能評価をお手伝い致します。近年は欧州規制におけるSub23nm規制に合わせた装置や、ブレーキ/タイヤ摩耗粉計測、さらにPEMSにおける極環境試験装置など幅広いご要望にお応えいたします。また、昨今のエンジン開発においては、計測誤差の低減と高精度化、短時間計測における工数削減などが求められております。そこで、エンジンオイル計測におけるそれらのニーズに対応した装置もご提案させていただきます。弊社ではデモンストレーション用の各種装置を準備しております。デモンストレーションのご要望がありましたらお気軽にお申し付けください。
エンジン排ガスPN計測 [製品一覧]
各種エンジンや車両から排出されるPM(Particle Matter/粒子状物質)の計測方法に合せた製品を紹介致します。
・PN、sub23nmPN計測
・粒子径分布計測
・Euro規制対応前処理装置
・フィルター重量法計測
参考資料
エンジン排ガスPN計測装置紹介RDE向け研究開発 [製品一覧]
自動車排ガス規制において、実路走行における粒子状物質や窒素酸化物排出濃度は特定の試験条件等との乖離が 見られると指摘されています。そこで、実路走行中の排ガス試験としてRDE(Real Driving Emissions)試験が 2017年9月から導入されました(欧州規制、PNおよびNOx)。また、今後、RDEの考えは日本、中国、韓国、インドなどで導入が見込まれています。 弊社では、RDEの研究におけるPN計測器を取り揃えており、①RDE環境条件を模擬したシャシダイナモ試験で使用される計測器や、②路上試験などで簡易に幅広い条件に使用可能なPEMS-PN(車載型PN計測器)を紹介致します。
参考資料
RDE向け研究開発用PN計測器紹介ブローバイオイルミスト計測 [製品一覧]
エンジン内のシリンダーとピストンから漏れるブローバイガスに含まれるオイルミストは吸気系統へ流れるため、オイルの消費や吸気系統内壁への沈着が問題視されており、またエンジン不良を発生させることもあります。エンジン研究開発においてオイルミスト計測は重要であり、その中で、ブローバイガス中のオイルミスト計測や、オイル消費に対するPN計測などのご提案を致します。
参考資料
ブレーキ/タイヤ摩耗粉計測 [製品一覧]
ブレーキやタイヤから発生する摩耗粉はPM2.5への寄与が大きいと言われていることから、環境と健康に対する影響が懸念されており、欧州を中心にその発生メカニズムや計測手法に注目が集まっています(UN GTR draft; Brake particle Emission Measurement)。 国際的な流れを受け国内でもブレーキパーティクルエミッションの計測に関して、JASO(公益社団法人自動車技術会が制定する工業規格)化されました。特にブレーキパーティクルエミッションは幅広い粒子径範囲で存在するという報告もされております。当社はブレーキパーティクルエミッション/タイヤエミッション計測の最適な装置を提案致します。
参考資料
ブレーキエミッション計測における粒子計測器の紹介車室内環境計測 [製品一覧]
クリーンで快適な車室内環境の実現に向けて、さまざまな機能を付加したキャビンフィルタや空気清浄器が開発されています。その評価方法の一つとして粉塵=粒子の計測という観点から、PM2.5を始めとして、オフロード走行中に流⼊する塵埃などの計測に役立つ計測器や、試験用の粉体発生器などお客様のご要望に沿った機器を提案いたします。
参考資料
車室内空気環境計測の紹介DPF/GPF性能評価装置 [製品一覧]
DPF、GPFや自動車触媒の性能評価をする際、試験粒子となるPMを安定して後処理装置に供給することは欠かせません。
本装置はお客様のご要望に応じて、PM濃度、ガス温度、ガス流量などを制御することでエンジン排ガスに含まれるPMの等価モデルガスを発生させることが特徴です。お客様の条件に合わせた評価システムを設計&製作し、理想的な研究開発をサポート致します。
参考資料
DPF/GPF性能評価システムの提案資料エアレーション計測 [製品一覧]
エンジンオイルやトランスミッションオイルなどの各種潤滑油や作動油に含まれるエアレーション(気泡)は油圧効率や出力の低下や、騒音/キャビテーションなどの問題を引き起こすとされています。
DSi社製Air-Xはリアルタイムで高速かつ正確なエアレーション混入率を測定することが可能です。
参考資料
オイル中エアレーション(気泡)評価装置の紹介エンジンオイル中のSoot混入率計測 [製品一覧]
エンジンオイル中に含まれるSoot(スス)は摩耗による耐久性の低下など各種問題を引き起こすとされています。
また現在主流となっているバッチサンプリング方式ではエンジンを数百時間程度運転する必要があるため、時間とコストが増大になる懸念があります。AEI社製 BTSAはリアルタイム測定することが出来、各エンジン運転条件における時間当たりのsoot混入率を15〜20分程度で求めることが出来ます。